あお卓ログ

卓のことつれづれ。

合同学園祭前夜

f:id:sakura_ao_log:20201214011603p:plain

監督:さくら藍
俳優:さしみさん、お水さん、紫藤薫さん
日程:2020年10月4日、10日
システム:銀剣のステラナイツ

初心者卓として立てました。NLBL主従義兄妹の何でもありなお祭りセッション。
私以外全員初対面かつステラナイツ初心者なのにみんなまじですごかった……。

エクリプスがロボットだったので、舞台演出考えるのがめちゃくちゃ楽しかったです。
初心者卓なのに盛大にスキル運用ミスってすみませんでした……。

ステラナイト
ブリンガー(希望):スズネ(さしみさん) 
/ シース(絶望):ブラウノア・ブラン(紫藤薫さん)

黒色のオダマキ 願い:誰よりも、高く、遠くへ!
王を目指すシースとそれに従うブリンガー。
女性同士の大学生主従コンビ。はんぶんこ……(尊)

ブリンガー(絶望):アンリエット・グラニエ(お水さん)
/ シース(希望):サリム・グラニエ(さくら藍)

青色のヒルガオ 願い:別の世界へ
別の世界へ行きたいと願う妹と、妹に依存気味な兄シース。
再婚家庭の義理兄妹。幸せに生きてほしい。

ブリンガー(希望):柚木バレル(紫藤薫さん)
/ シース(絶望):苏(スー)・ヨルマ(お水さん)

紫のアマランサス 願い:きらめく世界
難病サバイバーのブリンガーと、彼を救った若き医者。
患者医者コンビのBL。これからも美味しいものいっぱい食べて……。

エクリプス
ブリンガー(希望):ウミ(さくら藍)
/ シース(絶望):鴇サガミ(さしみさん)

白色のヒガンバナ 願い:欲しいもの
生身の身体が欲しいロボットとメンテナンス役の研究者。
ブリンガーが一方的に押しまくってる片想いNL。

続きよりログ。ステラバトルはRP見やすさ重視でブーケ運用などは削ってあります。

 

 

監督 : それでは八人のステラナイトの誕生を以て、今ここにステラバトルの開催を宣言します!

ふたりの女神 : 異端の騎士が現れる。
心と願いを歪ませた、星喰の騎士が現れる。
此度の決闘、願いの決闘場に咲き乱れるは
黒色のオダマキ
青色のヒルガオ
紫色のアマランサス

そして、舞台の中央に咲くは一輪の歪な
白色のヒガンバナ

ふたりの女神 : 『銀剣のステラナイツ』

願いあらば剣をとれ
二人の願い、勝利を以て証明せよ

 

 

監督 : 第一章 学園祭前々日

学園祭が明後日に迫ったアーセルトレイ。六大学園合同の学園祭を前に、普段以上の賑わいを見せている。

ウミ&鴇サガミ

監督 : ALLS StellarKnights : シチュエーション表A:時間(3) > 寂しい夕暮れの横たわる シチュエーション表B:場所(66) > 願いの決闘場 小道具:決闘の場、ステラナイトたちの花章が咲き誇る場所 シチュエーション表C:話題(36) > 次の週末の話:週末、何をしますか? 願いをかけた決闘の合間、日常のひとときも、きっと大切な時間に違いない。

監督 : D66 StellarKnights : (D66) > 65

ウミ : 願いの決闘場に歩いてきた二人

ウミ : 「……なあ、これは、どういうことだと思う?」
二人の眼前には、白いヒガンバナが咲き誇る。

ウミ : (二人の目には、他の花が歪に歪んで見えている)

鴇サガミ : ウミから声を掛けられ、それを見やる。
「…オレたちだけ…もしかして、敵が多いのか?」

ウミ : 「青のヒルガオ、黒のオダマキ、紫のアマランサス……今回は3対1か」

ウミ : 「戦いがいがあるじゃないか、なあサガミ」
軽快に歩きながら、わくわくした表情で

鴇サガミ : サガミは顔をしかめる。
「…厳しい戦いになる分、願いへも近づく…どうってことない、いつもと変わらない戦い方にすればいい」

ウミ : サガミの前にとんとんと歩いて
「……シワが深いぞ」
眉間をぐりぐりと人差し指で押す。

鴇サガミ : その手を払いのけ
「…うっせ、もとからだ」
ぶっきらぼうに返す。

ウミ : あは、と笑って「まあまあ、そんなに険しい顔しなくても大丈夫。勝って、私とお前の願いに近づけてやる」くるりと踵を返して
「ああそうそう、明後日は学園祭だったな」

鴇サガミ : 「…ああ、オレにはとんと関係ないけれどな、お前は楽しんでくるといい」
そう返しつつステラバトルに思いを馳せる…敵の数、今までにない。
初めての状況に、少し違和感を覚えながら、目の前で無邪気に振舞うウミを見る。
…絶対に勝つ、そんな思いを胸に。

ウミ : じと、とサガミを見上げる。

鴇サガミ : 「…ん?なんだ?」

ウミ : 「……あんまり引きこもってると、老化が進むぞ」
腕を絡めて、
「なあなあ、人込みで私が連れ去れれたらとか、どっかに行ってしまったらとか、心配じゃないのか!?」

鴇サガミ : 「それは絶対にない、安心しろ、お前みたいなちんちくりんは誰にも相手にされねぇよ」
と即答する。

ウミ : 「なんだと、サガミ、自分が設計したボディにもっと自信を持て!こんなにかわいいのに!」
サガミの前でひらひらくるくる回る

鴇サガミ : 「……へぇへぇ」
いつものがはじまった…と生返事で返す。

ウミ : 「まあみてろ、生身の身体が手に入ったら、より一層魅力的な大人の女ってやつになるから」
自分の願いを口にしながら、とことこと跳ねるように歩く
「そうなったら、学園も卒業だ。そう遠くない未来のはず。だから」

ウミ : 「だから、一度くらい、一緒に回るぞ。サガミ」

鴇サガミ : 「…生身の体が手に入るかもしれねぇが、大人の女は無理だな」
ふぅと息を吐きながら、仕方ねぇと呟く。
「……メンテの準備もしなきゃならねぇから、ちょっとだけだからな」
とウミの頭をがしがしとなでてやった。

鴇サガミ : ステラバトルが近い。
願いが叶うのも近い。
そう思いながら、少し学園生活を味わうのも悪くないとサガミは思った。

ウミ : 「わああっ」
頭を抱えながら、へへ、と嬉しそうに
「ああ、ああ、わかった!ちょっとだけな!」
そう返事をしながら、どうやって1日中連れまわすかを考え始める。

決闘場の景色に、ほんの少しの違和感を感じながら、その場を後にする。

ウミ : シーンカットで

 
アンリエット・グラニエ&サリム・グラニ

アンリエット・グラニエ : ALLS StellarKnights : シチュエーション表A:時間(4) > 星の瞬く夜、 シチュエーション表B:場所(61) > 何処ともしれない暗がり 小道具:薄暗がりの中、微かに見えるのは互いの表情くらい シチュエーション表C:話題(52) > 子供の頃の話:ちいさな頃、パートナーはどんな子供だったのだろうか。どんな遊びをしたのだろうか。

アンリエット・グラニエ : D66 StellarKnights : (D66) > 12

アンリエット・グラニエ : 「星、きれいですね」

サリム : 「ああ。今日は空気も澄んでる」
微笑みながら空を見上げる

アンリエット・グラニエ : 「前にもサリムさんと見たことありますよね、星。初めて会ったときに」

サリム : 「ああ。まだきみは……こんなに小さかったっけ」
からかうように、これくらい、と腰より下の部分で手を平行に振る

アンリエット・グラニエ : 「?そんなに小さくはなかったはずです。7歳ぐらいの時の話なので」

サリム : 「ふふ、そうだね」
頭をそのままぽんぽんと撫でる
「こんな夜中に、小さい子が一人でこんなところにいて驚いたよ」

アンリエット・グラニエ : 「あの頃は、夜になると両親が喧嘩しちゃって。逃げだしてきたんです。

サリム : 「泣きそうな顔をしていたよね」
と当時を思い返しながら頷いて

サリム : 「俺はあの頃、家に使用人以外誰もいないことが多くて、よく外を出歩いていたんだ」

アンリエット・グラニエ : 「そう、なんですね。…サリムさんの昔の話は初めて聞く気がします」

サリム : 「そうかな。……そういえば、そうかもな」
幾度か頷いて
「あのとき、泣きそうな顔をしていたアンリの力になれなくてもどかしかった。今は、兄として傍にいることができる」

アンリエット・グラニエ : 「兄…」
居心地悪そうに呟いてから
「サリムさんの小さいころのお話、もっと聞きたいです。私は大きいサリムさんしか知らないので」

サリム : 自分のことはどうでもと言わんばかりに首をかしげる
「俺の小さい頃の話……面白いことはないよ。乳母の目を盗んで出歩いてばかりの子供だったし……」

アンリエット・グラニエ : 「あはは、サリムさんも昔はいたずらっ子だったんですね。なんだか新鮮です。私の知ってるサリムさんはいつも優しいから」

サリム : そう?と首を傾げつつ、笑顔が見れたのが嬉しくて微笑む
「よく、乳母を困らせて怒らせていたよ。……さあ、体を冷やすといけないからそろそろ帰ろう」
アンリエットの肩に自分の上着を掛ける

アンリエット・グラニエ : 「…ありがとうございます」
ゆっくり立ち上がり、歩き出す。

アンリエット・グラニエ : シーンカット

 
スズネ&ブラウノア・ブラン

スズネ : ALLS StellarKnights : シチュエーション表A:時間(4) > 星の瞬く夜、 シチュエーション表B:場所(32) > アンティークショップ 小道具:アクセサリーから置物まで、見慣れない古い機械は地球時代のもの? シチュエーション表C:話題(15) > 家族の話:生徒たちは寮生活が多い。離れて暮らす家族は、どんな人たちなのか。いつかご挨拶に行きたいと言い出したりしても良いだろう。

スズネ : D66 StellarKnights : (D66) > 66

スズネ : 星が出ている。
もうすぐ閉店をむかえるであろう、アンティークショップへと足を運ぶ。

スズネ : 「…ブラウノア…できれば、私揃いのものが一つ欲しいのですが…」
そういって隣に声をかける。

ブラウノア・ブラン : 「…ええ、構いません。でも、外から見えないものがいいわ」
困ったように笑う

スズネ : 「…すみませんっ…おこがましいとは思ったのですが…その…嬉しいです…」
憧れの、ましてや尊敬してやまない方と揃いのもの…恐れ多いとは思ったものの、どうしても一つくらいと、欲張ったことを考えてしまって、承諾を得られたことが嬉しかった。

スズネ : あぁどうしよう、嬉しすぎる…気分を高揚させながら、ショップのドアを開けた。

ブラウノア・ブラン : (おこがましい…?たまにスズネの言葉はわからない)

スズネ : 「さぁブラウノア、どうぞ」
店の中へと促す。

ブラウノア・ブラン : 「ええ、ありがとう」
中に入る

スズネ : 小さな所作でさえ美しく感じる。
ブラウノアの後へ続き中へと入る。

スズネ : 店の中は、小さな置時計から調度品や小物、服飾品など色々取り揃えていた。
どれをみても、ブラウノアに似合いそうなものばかりだ。

ブラウノア・ブラン : 「わあ…」
店内のアイテムにぱちぱちと目を瞬かせる。

スズネ : 「…どうしましょう、ブラウノア…私、どれもこれも、素敵すぎて、選べない…あれも、これも、ブラウノアに似合う…!」
テンションが上がったスズネは、色々なものを眺めて手に取りながら、隣のブラウノアへ合わせてにこにことしている。

スズネ : 「このブローチも素敵だし、このスカーフだって……」
とまくし立てるように言ってハッとする。
「あぁごめんなさい、はしゃぎすぎちゃって…!」

ブラウノア・ブラン : 「…私も今、そう、スズネに似合うんじゃないかしらって思っていたのよ、ほら、とってもよく似合う」
スズネがブラウノアに充てていたブローチを受け取り、スズネに合わせる

ブラウノア・ブラン : 「…私もはしゃいでいるのかしら」
また困ったように笑う

スズネ : かぁっと照れてしまう。
「!!!あぁ…嬉しいです…!じゃぁこのブローチ…どうですか?…揃いで…色々な形があるみたいですけれど、どれが好みですか?」
鳥や花が多い中、青みがかった白い花に鳥がついたブローチを見つける

スズネ : 「これ、ブラウノアの髪の色みたいで素敵です…」

スズネ : 光の加減で、そう見えるだけなのだろうけれど…なんだか、惹かれてしまった。

ブラウノア・ブラン : 複雑そうな顔をしながら、いろいろな気持ちを飲み込んで
「ありがとう」

ブラウノア・ブラン : 「でもこれ、あなたにふさわしいかしら、もっといいものがあるんじゃなくて?」

スズネ : 「…あっ!私の好みばかりで…ごめんなさい…!ブラウノアはどういったものがいいですか?」
そういって、別のものをみてみる

ブラウノア・ブラン : スズネの横顔を見つめつつ、
「あなたが今しているイヤリングと同じものはある?私、それが欲しいわ」

スズネ : もしかして、容姿のこと…私は好きなのだけれど、気に障ったかもしれない…少ししょんぼりしている時に、声を掛けられる。
「…イヤリング…ですか?これ、安物ですよ?」

ブラウノア・ブラン : 「いいの。スズネがつけているそれがいい。大事にするわ…イヤリングとして使うのは、髪が長くなってからにするけれど、嫌じゃなければ…」

スズネ : …ブラウノアがそういうなら…そう言って、店員に尋ねる。
同じものではないが、似たようなものを出してくれた。
「全く同じではないけれど、似たようなものあったみたいです…これでどうですか?あっ!もし、お嫌でなければ、ひとつづ、今私がしているイヤリングと交換…なんて…どう…ですか…」
と後半はしりすぼみになる。

ブラウノア・ブラン : 「ええ。とっても素敵な提案ね!」
珍しく満面の笑みを浮かべる

スズネ : !!!
「いっいいんですか????私はとても嬉しいんですけれど、いいんですか????」
動揺しすぎて何度も聞いてしまう。

スズネ : 「あぁっとりあえず、このイヤリングは買ってきます!」
そういって、レジへと会計に向かう。

スズネ : 返事も待たずに、あわただしく戻ってきて、自分のイヤリングをとり、今購入したばかりのイヤリングを付ける。
そして、自分のと、新しく買ったそれを、ブラウノアへと差し出す。

ブラウノア・ブラン : 手渡されたものを白い手袋越しに受け取り
「スズネ、ありがとう。大事にするわ」
もう一度ふわっと笑う。

スズネ : 「…ふふふっお揃いですねっ!」
スズネも合わせて笑う。

スズネ : そうして、手に入れたイヤリングを揺らしながら、店を出たのだった。

スズネ : しめます!

 
柚木バレル&苏・ヨルマ 

柚木バレル(ゆのき) : ALLS StellarKnights : シチュエーション表A:時間(5) > 静謐の夜更けに包まれた シチュエーション表B:場所(23) > 学園の中庭 小道具:花壇、鳥籠めいたエクステリア、微かに聴こえる鳥の囁き シチュエーション表C:話題(11) > 未来の話:決闘を勝ち抜いたら、あるいは負けてしまったら……未来のふたりはどうなるのだろう。

柚木バレル(ゆのき) : D66 StellarKnights : (D66) > 34

柚木バレル(ゆのき) : 文化祭の準備の喧騒から外れた中庭のベンチ、一人で座っていたヨルマのとなりに了承も得ずに腰掛ける

苏(スー)・ヨルマ : 無言で一人分距離を開ける

柚木バレル(ゆのき) : 「まーた暗い顔してる。どしたどした?」
開けられた距離を遠慮なく詰める。どこかで大きく鳥の鳴き声が聞こえる。

苏(スー)・ヨルマ : 「…キミには関係ないでしょ」
溜息をつく

柚木バレル(ゆのき) : 「関係あるだろ~?なんたってお前は!俺の命の恩人!!で、ステラ…ナイツ?のペア?なんだから!」

柚木バレル(ゆのき) : 「ステラナイツってさあ、同じ願いの奴がペアになるんだろ?俺はさあ、俺みたいに救われる奴が増えればいいなって思ってるんだけど、お前は?」
また鳥の鳴き声が響く

苏(スー)・ヨルマ : 「それは、ボクも、そう思ってる…けど」

柚木バレル(ゆのき) : 「まあでもさあ、お前の場合、もうすでに俺の事、救ってるわけだし?なんだかよくわからない女神なんてもんに頼らなくてもいいんじゃねえの?」

苏(スー)・ヨルマ : 「…そういうわけにはいかない。ボクは死んだ人間を生き返らせたいんだ。そのためには…女神の力がないと…」

柚木バレル(ゆのき) : 「……死んだ人間ねえ…」

苏(スー)・ヨルマ : 「…なに?」

柚木バレル(ゆのき) : 「いや、睨むな。違うって別にバカにしたわけじゃない!俺ってどうだったのかなって、俺、生きてた?」

苏(スー)・ヨルマ : 「生きてたよ。あいにくボクにはまだ死んだ人間を生き返らせる力がないからね」
すねたような表情

柚木バレル(ゆのき) : 「俺の実感としては半分くらいは死んでたからなあ」

柚木バレル(ゆのき) : 「いいんじゃないか。お前の望みをかなえれば、俺の望みも自動的に叶いそうだ」

苏(スー)・ヨルマ : 「それは良かった。…もう話は済んだ?」

柚木バレル(ゆのき) : 「待ったまった、これ!分けようと思って探してたんだよ!」
鞄をゴソゴソ探り、ややつぶれ気味の袋を引き出す

苏(スー)・ヨルマ : 「なにこれ」

柚木バレル(ゆのき) : 「昼もう食った?…いや、くっててもさあ、一個くらい入るだろ?同じゼミの奴が焼いたパン。明日店出すんだと」

苏(スー)・ヨルマ : 「…ありがと」

苏(スー)・ヨルマ : 「…キミ、なんでそんなにボクにかまうのさ」

柚木バレル(ゆのき) : (お、意外、という顔をするも、何も言わずに自分の分をそのまま自分の口にほおりこむ)

柚木バレル(ゆのき) : 「恩人でペアだから??あとはほっとけない?から?」

苏(スー)・ヨルマ : 「ほっとけない?」

柚木バレル(ゆのき) : (そこに食いつくのかと思いにやけるのを頑張って隠す)
「ほっとけないだろ?10代半ばでここにいて、大体一人だし」

柚木バレル(ゆのき) : 黙ってしまったヨルマを見て
(ん?かける言葉間違ったか?)

苏(スー)・ヨルマ : 「子ども扱いするな。それと、ボクは好きで一人でいるんだよ」

柚木バレル(ゆのき) : 「そうかそうか」

苏(スー)・ヨルマ : 「馬鹿にしてるだろ!」

苏(スー)・ヨルマ : 「ほんとだからな、ボクは一人が好きなんだ。キミみたいになれなれしい奴は嫌いだ。ほんとだぞ」

柚木バレル(ゆのき) : 「わかったわかった!あはは、じゃあ、俺はそろそろ退散するわ、またな!」

柚木バレル(ゆのき) : 背中にまだ何か小言が聞こえてくる。
先ほどまで大きく聞こえていた鳥の声が遠くなる。
ヨルマの耳には、遠くなる鳥の声が、あの日の文鳥の声に聞こえたかもしれない。

柚木バレル(ゆのき) : シーンエンドで!

 

 

監督 : 第二章 学園祭前日

ついに明日に迫った学園祭。本番は明日だというのに、生徒たちは皆浮かれているようだ。

監督 : 解説))引き続き、学園祭の準備期間です。この日の夜にステラバトルがあります。

 
ウミ&鴇サガミ

ウミ : ste StellarKnights : シチュエーション表:エクリプス専用(23) > 部屋から出たくない。世界の全てが俺を殺そうとしている。早く、早くステラバトルの夜を……。

ウミ : tt StellarKnights : お題表(43) > 小鳥の鳴き声

ウミ : alls StellarKnights : シチュエーション表A:時間(1) > 朝、誰もいない シチュエーション表B:場所(22) > カフェテラス 小道具:珈琲、紅茶、お砂糖とミルク、こちらに手を振っている学友 シチュエーション表C:話題(12) > 衣服の話:冴えない服を着たりしていないか? あるいはハイセンス過ぎたりしないだろうか。よぉし、私が選んであげよう!!

ウミ : d66 StellarKnights : (D66) > 35

ウミ : ロボットなので、意識の覚醒という定義は曖昧だが、朝になると体が少しずつ動き出すようにプログラミングされている。

ウミ : 「おはよう、サガミ。寝てないのか?」
机に向かっているサガミに声を掛ける。

鴇サガミ : 声を掛けられ、ちらりと見る。
「いや、さっき起きた」
そう呟くと、コーヒーをすする。

ウミ : 「また論文を書いているのか、仕事の虫め。私にもおくれ」

鴇サガミ : 飲んでるコーヒーを手元からとろうとしたので、ひょいとかわす。
ロボットのくせに…と思いながらため息をつく。

ウミ : かわされて、じと、と見上げながら
「そうだ、今度味覚のわかる機能を入れてくれ」

ウミ : 良い考えだろうと言わんばかりに

鴇サガミ : 「…いらねぇ」
即答する。
「願いが叶うまでの楽しみにしておきな」
そういって机にむかう。

ウミ : やれやれ、と肩をすくめ、ふぅ、と息を吐く。
「そうだな、……楽しみが増えたと思うことにする」

鴇サガミ : 論文もだが、今夜のステラバトルへの準備をしなくてはならない。
そういう意味を込めて背中で話を聞くことにする。

ウミ : 椅子を引いて、なあ、と背中に語り掛ける。
「一対三って、それだけロアテラの力が強くなってきてるということかな」

鴇サガミ : ぴくっと反応する。
「…あぁ、そうかもな」

ウミ : 「考えることがあるんだ。もし世界が終わったら、私はどうなるんだろうって。きっとみんな死んじゃって、ロアテラに食われちゃうんだろ。私も、きっと」

鴇サガミ : 「………」
でも、お前は死なねぇじゃねぇか…と言いかけて飲み込んだ。
「…そうだな」

ウミ : 背中越しに窓の外をぼんやりと眺めながら自分の胸元を押さえる。コアがあるあたり。
「化け物の胃袋で、このコアももし壊れて動かなくなるのだとしたら、そうなったら……私はサガミと一緒に散れる」

ウミ : いつもより少し朦朧とした表情

鴇サガミ : 「…元々、オレは職場でもはぐれもんだ、だから、そん時くらいは、一緒にいてやるよ」
お互いに、いつもと、何かが違うと感じているかもしれない。
柄にもない言葉を紡ぐ。

ウミ : サガミを見て目をぱちくりと瞬かせたあと、へへ、と笑う。
「でもな、サガミ。こんなこと言ってるけど、やっぱり、私はそれじゃ嫌なんだ。お前と一緒に歳をとって、一緒におばあちゃんになりたい。それで、お前の葬式を盛大に上げてやる」

ウミ : 最後の方は少し茶化してぺろりと舌を出す

鴇サガミ : ふっと珍しく笑みをこぼす。
ウミに向き直り視線を合わす。
「まぁその予定だからな。オレ達は願いを叶え、お前は人になる。オレは誰よりも有名になれるはずだからな」
そう言いながら、ウミのコア当たりに触れる。
「…これが壊れるときは、ない………きっと…願いでなくならない限りオレ達は負けない」

鴇サガミ : …3対1……何度考えても分が悪い気がするのに、ウミさえいればどうにかなる気がする。
「どうせ、周りとはうまく共闘できねぇ…お前とオレだけで、十分だ、どんなに数が多くてもな」

鴇サガミ : ただでさえ、くまが酷い顔がより一層くすんで、うつろな顔つきに見える。
誰も、余計なものはいらない。
こいつさえいれば。
オレ達の願いは叶う。

 

ウミ : 「あぁ、……ああ。間違いない。この願いは叶う」
しっかりと頷いて、サガミの手に自分の手を重ねる。

ウミ : 「なぁサガミ、……今夜の戦いが終わったら……」
呟きかけて、言葉を止めた

鴇サガミ : 「…なんだ?」
止められた言葉をしばらく待ってみたが、続きが出ない。
「…学園祭に行くんだろう。少しなら付き合ってやる、心配するな」
普段の快活さがあまり見られないのが気になりながらもそう答えた。

ウミ : 「ああ、……楽しみだな」
ふふ、と微笑み、背中に頭をつけた。これまでにない雑念が、頭の中でぐるぐると回る。それらを振り払うように頭をがばっとあげて、さてと、と呟く。
「少し外の様子を見てくる!メンテまでには戻るからな!」
にぱ、と笑って部屋を出ていった。

ウミ : シーンカットで。

 
アンリエット・グラニエ&サリム・グラニ

アンリエット・グラニエ : ALLS StellarKnights : シチュエーション表A:時間(3) > 寂しい夕暮れの横たわる シチュエーション表B:場所(33) > ショッピングモール 小道具:西欧の街並みを思わせるショッピングモール、衣類に食事、お茶屋さんも シチュエーション表C:話題(63) > 好きなタイプの話:パートナーはどんな人が好みなのでしょうか……。気になります、えぇ。

アンリエット・グラニエ : TT StellarKnights : お題表(53) > 鼓動

アンリエット・グラニエ : D66 StellarKnights : (D66) > 25

アンリエット・グラニエ : 「サリムさんがいなくても、私一人で買い物くらい行けますよ?」
不思議そうに言う

サリム : 「まあまあ、いいじゃないか。たまには一緒に買い物というのも」荷物を手に微笑む

アンリエット・グラニエ : 「…別に、嫌なわけじゃないですけど。あっ、次はこのお店です」
花屋に入る

サリム : 「ああ、クラスに飾るんだっけ?」
一緒に花屋へ。色とりどりの花が店内に並ぶ。

アンリエット・グラニエ : 「はい。ええと、確かメモを…あれ、確かここに…」
荷物の中を探るが見つからない

サリム : 「メモ?どれ……」
アンリエットが来る前に荷物のポケットに入れていたものだろうか、と思い出し、四つ折りのメモを取り出す。
「もしかして、これのこと?」

アンリエット・グラニエ : 「それです!」
大声で言った後、恥ずかしそうに目線をそらす。

アンリエット・グラニエ : 「いつもはもっと、ちゃんと管理してます。もちろん。今日はたまたま…」

サリム : くすくす、と笑って
「ああ、わかっているよ。アンリエットはしっかり者だからね」
頭をポンポン、と撫でる。

アンリエット・グラニエ : 「…わかってるなら、いいですけど。ええと、買わなきゃいけない花は…」

サリム : 必死になる様子が可愛らしくて、ニコニコと見守る。店内を見回すと、観賞用の花を興味深く眺める。

アンリエット・グラニエ : 花を何本か手に取る。
「これで全部…あれ、サリムさん?」

サリム : 小さな青い鉢と、種を手にした。
「アンリエット、これ育ててみない?」
手にしているのは、ヒルガオの種。

アンリエット・グラニエ : 「種、ですか?いいですけど…どうして?」
不思議そうにする

サリム : 「家に花を買おうと思ったんだけど、こっちの方が楽しめるかなって」

アンリエット・グラニエ : 「へえ…いいですね。私、お花を育てるのって初めてです」
嬉しそうに笑う

サリム : 「俺もあまり育てたことはないのだけどね、あの場所を訪ねながら、ずっと自分でも育ててみたいと思っていたんだ」

サリム : 「それに、今夜は俺たちの初陣だ。……願いが花開くように、願掛けも込めてね」

アンリエット・グラニエ : 緊張した顔つきになる
「そう…ですね。今夜…」

アンリエット・グラニエ : 「…サリムさんは、怖くないですか?」

サリム : 「……全く怖くないと言えば、嘘になるかもしれない。けど、俺たちが力を合わせるんだ」
アンリの手をそっと握り、屈んで目を合わせる。
「大丈夫だよ。一人じゃない、二人で戦うのだから」

アンリエット・グラニエ : 少し顔つきが和らぐ
「そう、ですね。…この花が咲くのを、見届けなきゃ」

サリム : 力強く頷きながら
「……強い願いを叶えるチャンスを得た、それだけでも凄いことだよ。アンリなら、大丈夫」

アンリエット・グラニエ : 「ありがとうございます。…さあ、お会計をして、次は小麦粉を買いに行かなくちゃ」
店を出る

サリム : 「きっと、綺麗な花が咲くね」
鉢と種は紙袋に入れてもらって、アンリの荷物を持ってともに外へ。

アンリエット・グラニエ : シーンカット

 
スズネ&ブラウノア・ブラン

スズネ : alls StellarKnights : シチュエーション表A:時間(2) > 騒がしい昼間の シチュエーション表B:場所(62) > 寂れた喫茶店 小道具:姿を見せないマスター、その孫娘が持ってくる珈琲、静かなひととき シチュエーション表C:話題(62) > 子供の頃の話:ちいさな頃、パートナーはどんな子供だったのだろうか。どんな遊びをしたのだろうか。

スズネ : tt StellarKnights : お題表(13) > 遠雷

スズネ : d66 StellarKnights : (D66) > 64

スズネ : 学園祭の買い物に向かっていると、遠くで雷の音が鳴る。
雲行きが怪しくなり、ぽつぽつと雨が落ちてきた。
目の前にあった喫茶店へ駆け込む。

スズネ : 「濡れる前に、雨宿りできるところ見つかってよかったですね」
そういって、隣にいる、ブラウノアへ声をかける。

ブラウノア・ブラン : 「ええ…スズネ、あなたは何を飲むの?」

スズネ : う~ん…とうなりながら、メニューを見る。
「私、コーヒーで。お砂糖多めにお願いします。ブラウノアはどうします?」

ブラウノア・ブラン : 「…同じものがいいわ」

スズネ : えっ?と思わず声に出る。
「え…と…コーヒーで。お、お砂糖も?違いますよ…ね?」

ブラウノア・ブラン : 「同じがいいの、いけないかしら?」

スズネ : 「いえっ!…私のお砂糖…とても多いんで…一緒でいいのかと…ちょっと心配で…あっ調節したらいいか!とりあえず、コーヒー2つで」
後は、何か食べようかなぁとメニューを見てはっとする。
「あっまた、私ったら、あまりにウキウキしちゃって…」
つつつとメニューをブラウノアの前へ置く。

スズネ : 「ほかに何かあれば…」

ブラウノア・ブラン : 「分けられるものがいいわ」

スズネ : 「分けられるもの?」
と首をかしげる

ブラウノア・ブラン : 「……ケーキを、半分にしてみたいのだけど…」
どうかしら、という語尾はとても小さい

スズネ : ぱぁあっと顔を綻ばせて前のめりにこたえる。
「是非っ!わぁ嬉しい!誰かと半分ことかやったことないし、ブラウノアと分け合いっこできるなんて…」
ふふふっと笑う。

ブラウノア・ブラン : 「私もないわ、スズネも初めてなのね」
嬉しそうに笑う

スズネ : えへへと、とても嬉しそうに笑う。
「私は甘いもの大好きなので、何でも食べるんですけれど、ブラウノアは何か好きなのありますか?」
とメニューのケーキがのっているページを開く。

ブラウノア・ブラン : 「甘いものに好き嫌いはないわ。でも、あなたが食べているものは特に美味しそうに見える」

ブラウノア・ブラン : 「半分こ、楽しみよ」

スズネ : 「…ふふっケーキも2つ取りましょう!お互いにひとつづつとって、2つを半分こ」
ニコニコと答える。
「誰かと分けるって物心ついた時からやったことないから…嬉しいな…」小さな声でぽそりと呟く。

ブラウノア・ブラン : 「あら?もう分けた事はあるじゃない」

スズネ : ……?はっ!となる
「あっ…イヤリング…」

ブラウノア・ブラン : 「ふふふ、それだけかしら」

スズネ : ?何だろう?と首をかしげる

ブラウノア・ブラン : 「あなたの願いを、半分、分け与えてくれたんじゃなくて?」

スズネ : 「!!!私の願い、ブラウノアの願い…フフッ…そうね、そうだった…初めても、二回目も、その次もその次もずっと…」
すっと息を吸う。
「ずっと、半分こ、一緒にしてもらえますか?」
照れた顔で言う。

ブラウノア・ブラン : 「勿論よ」

スズネ : 「ありがとう!」
満面の笑みで答える。
「まずは、ここのケーキ、一緒に半分こしなきゃですね!」

ブラウノア・ブラン : 「ええ、ええ、楽しみね。ねえ、私のお皿から多めにとって、そしたら私、多すぎるんじゃないかしらって言ってみたいのよ」

スズネ : 「うふふっ分かったわ。ケーキを多めにとって、ブラウノアにも初めてを経験させなきゃ!私にもね!」
そうして、出てきたコーヒーを飲みながら、ケーキをフォークで切り分ける。

スズネ : 雨のお陰で、初めての経験をして、嬉しく思う。
今夜のステラバトルまでの幸せのひと時を噛みしめながら。

スズネ : シーンカット

 
柚木バレル&苏・ヨルマ 

柚木バレル(ゆのき) : ALLS StellarKnights : シチュエーション表A:時間(5) > 静謐の夜更けに包まれた シチュエーション表B:場所(61) > 何処ともしれない暗がり 小道具:薄暗がりの中、微かに見えるのは互いの表情くらい シチュエーション表C:話題(25) > 家族の話:生徒たちは寮生活が多い。離れて暮らす家族は、どんな人たちなのか。いつかご挨拶に行きたいと言い出したりしても良いだろう。

柚木バレル(ゆのき) : D66 StellarKnights : (D66) > 31

柚木バレル(ゆのき) : TT StellarKnights : お題表(14) > 恋心

柚木バレル(ゆのき) : ヨルマの寮の部屋の扉が遠慮なくたたかれる

苏(スー)・ヨルマ : 「?はい」

柚木バレル(ゆのき) : 「ヨルマ~いるんだろ~開けてくれ~両手ふさがってんだよ」

苏(スー)・ヨルマ : 「ハ????????????????」

柚木バレル(ゆのき) : 「開けろって~」

苏(スー)・ヨルマ : 「なんでキミがボクの部屋を知ってる!」

柚木バレル(ゆのき) : 「え?この寮に住んでるやつに聞いたんだけど?」

苏(スー)・ヨルマ : 絶句する

柚木バレル(ゆのき) : 「アチッ開けろって!火傷する!ヨルマ!なあ~!」

苏(スー)・ヨルマ : 「は?やけど?何が起こってるんだ!?」

柚木バレル(ゆのき) : 「アチチッ、アチッ、おいおい早く…!」

苏(スー)・ヨルマ : 「あーーーーもう、仕方ないな,入れよ!」
扉を開ける

柚木バレル(ゆのき) : 扉を開けると、鍋を抱えたバレルが立っている。扉が開いたのをいいことにさっさと入り、小脇に抱えた新聞紙を机の上に引いてそこに鍋をおろす

柚木バレル(ゆのき) : 「ヨルマ、皿、ないか?」

苏(スー)・ヨルマ : 「え?皿はあそこに…、というかなんで鍋?」

柚木バレル(ゆのき) : 「食いながらさあ、作戦会議しようと思って!」

柚木バレル(ゆのき) : 「皿サンキューな、ってうっわこれはゼッテェ割っちゃいけないやつ…」

苏(スー)・ヨルマ : 「あ、ああ、なるほど…」
一瞬納得しかけるが、すぐにはっとする

苏(スー)・ヨルマ : 「作戦会議するならこんなやり方じゃなくてもいいだろ別に!」

柚木バレル(ゆのき) : 動揺しているヨルマをよそにてきぱきと準備していく。ドンっとヨルマの前に箸と皿を置く。

柚木バレル(ゆのき) : 「夜、食えないかもしれないんだぞ!」

苏(スー)・ヨルマ : 「それは…そうか…」
まだ首をひねりつつも、おとなしく席に着く

柚木バレル(ゆのき) : 「戦いってどんなんだろうなー。お前知ってる?あ、それ、もう煮えてるからとっていいぞ」

苏(スー)・ヨルマ : 「ボクも知らない…けど、どんなだろうと勝つしかないだろ。…あ、角煮!」

柚木バレル(ゆのき) : 「ほかの奴らもさー俺達みたいな感じなのかな…お、なになにお前それ好きなの?」
どんどんっと追加でヨルマの皿に盛っていく

苏(スー)・ヨルマ : 「どうだろう。他の人の話はあまり聞かないけど…。」
ハッとした顔をする。
「別に好きじゃない!…けどまあ、もらってやってもいい」

柚木バレル(ゆのき) : 「そうか…勝ったら願いってすぐ叶うのかね。…おう食え食え」

苏(スー)・ヨルマ : 「…そもそも、本当のことなのか?これは」
角煮をほおばりながら言う

柚木バレル(ゆのき) : 「いや、わかんねーわ。女王様だかヒメさんさかわかんねーけど、でも、なんかあのテンケイ?ってのは受けちまったしなあ…」

柚木バレル(ゆのき) : 同じく角煮をかじる

苏(スー)・ヨルマ : 「ボクはまだ信じてない。ありえないだろ、女神とか。そりゃ願いはかなえてもらいたいけど…。そっちの鍋にはなにがあるんだ?」

柚木バレル(ゆのき) : 「お前らしいなー。オレも正直信じらんねーわ。というか、お前が今のまま居続けてくれればそれが俺の希望だしなあ…鍋?同じもんだよ。…なんだよーそんなに角煮美味かった?ほら、もっと分けてやるよ」

苏(スー)・ヨルマ : 「…なんだよ、それ。意味が分からない。なんでキミの希望にボクが出てくるんだ。」

柚木バレル(ゆのき) : 「助けてくれただろ?俺を。お前なら同じような奴助けられるだろ?」

柚木バレル(ゆのき) : 「んー…んんん…食った…はあ」
大きく伸びをする

柚木バレル(ゆのき) : 「お前、中華だと結構食うな」

苏(スー)・ヨルマ : 「人を大食いみたいに言うな」
角煮を食べながら

柚木バレル(ゆのき) : 「いやいや、いつもが少食すぎるって話だよ」

苏(スー)・ヨルマ : 「え、普通だろ。確かにキミより少ないけど…」

柚木バレル(ゆのき) : 「明日、またなんか持ってくるから、一緒に食おうぜ、リクエストあったらあとで言えよ」

柚木バレル(ゆのき) : 「じゃ、夜にな」

苏(スー)・ヨルマ : 「…ビーフシチューがいい」

柚木バレル(ゆのき) : 「はっええ!…了解。いい店知ってんだ、そこ行こうぜ」

柚木バレル(ゆのき) : 今は、続く未来を信じて疑わない。
明日の約束を取り付けた寮を後にしたのだった。

柚木バレル(ゆのき) : シーンエンドで

 

監督 : 幕間 前日の夜――前夜祭

遠く、前夜祭の喧騒が聞こえてくる。しかし、君たちにはなすべきことがある。この勝利なくして、明日はやってこないのだから。


ウミ&鴇サガミ
ウミ : サリムの研究室 ウミはメンテナンス中なので喋れないが意識はある状態

鴇サガミ : 「こっちもだいぶガタがきてんな…」
そう呟きながら、手を動かす

ウミ : (二人でたくさん戦ったからな、大分酷使したが)サガミには聞こえてない

鴇サガミ : 会話はできないものの、それなりの付き合いだ。
なんとなくではあるが、伝わるものがある、そういう気がしている。
「…それなりのもんだが、今日の戦いに耐えるくらいのものはつけてやるよ」

ウミ : (おお、気が利いてるな。もしかしたら、一緒に食われてしまうかもしれないのに)

鴇サガミ : メンテ中はいつもだが、ウミが話せない、しかし、聞いているだろうからと、どうしても独り言になってしまう。

鴇サガミ : 「…大丈夫だ、勝つからな」

ウミ : (ああ、……ああ。そう言ってもらえるだけで、私は……)

ウミ : どろどろと思考が、自分のものであって自分の物でないような錯覚を覚える。それは錯覚にしてはとても明瞭で、機械だからこそ、違和感を覚える。

ウミ : (けれど、サガミが一緒に戦ってくれる。それだけは確かだ)

鴇サガミ : ……大丈夫、そう伝えているようで、自分に言い聞かせているのかもしれない。大丈夫。勝つ。何に?誰に?と、時折思考が歪む。

鴇サガミ : 「…大丈夫。大丈夫だ、さぁ行こう」
そう言いながら、ウミのコアを手に取る。

鴇サガミ : それを、最後の仕上げに。はめ込む。
そっと、撫でるように。
「……オレと、お前の、願いとともに」

ウミ : (私と、お前の、願いはここに)
かちり、とスイッチの音と、世界が鮮明に色づいていく。瞼がすうっと上がって、輝きとともに、目を開けるとそこは、誰もいない研究室。

ウミ : 腕を上下させたりして体の調子を見ながら
「……さっきな、お前がわたしを拾ってくれた場所に行ってきたよ」
今度はこちらが独り言を言う番だ。研究室の出口に向かって歩き出す。

ウミ : 「お前は何の気なしに言ったかもしれないけど、あの日動き出した私を見て、お前は『生きてるのか』って言ったんだ」

ウミ : 「……私、あの時初めて、自分が生きてるんだ、って思ったんだ」
独り言のように言ってから、顔を上げる。
「よし、行くぞサガミ。私たちの願いを、……叶える、ために」

鴇サガミ : (……そうだっけか?)
聞こえない呟きと見えない笑みで答えながら、お前と一緒に。

ウミ : シーンカットで

 
アンリエット・グラニエ&サリム・グラニ

アンリエット・グラニエ : 緊張した面持ちでうつむいている。

サリム : アンリエットと二人、お気に入りの場所へやってきた。
「アンリ、緊張してるね」
肩をぽんぽん、と軽く叩く

アンリエット・グラニエ : 「私、怖いです。今日が終われば、もうここにも来られないかもしれないって、そんなことばっかり考えてしまって」

サリム : 下を向くアンリの正面に回って、少し屈んで目線を合わせて頭を撫でる
「うん、……けれど、きみはここにいる。戦うために、ちゃんと出かけてきた。……偉いよ」

アンリエット・グラニエ : 驚いて肩をはねさせ、その後申し訳なさそうな顔になる
「サリムさん、…すみません、私まだ慣れなくて」

サリム : 首を横に振って、肩をすくめる
「気にしなくていいよ。驚かせてしまってごめんね」

アンリエット・グラニエ : 「いえ、…私、本当はもっとサリムさんと普通にお話ししたいのに…」
再度うつむいてしまう

サリム : 幾度か瞬きをして、ふ、と微笑む。
「その気持ちが嬉しいよ。ゆっくりでいい、ゆっくりで……」
アンリエットの手をとり、そっと握って
「大丈夫、きみは一人で戦場に立つわけじゃない。俺が傍にいるし、明日はちゃんと来るから」

アンリエット・グラニエ : 手を握り返す
「ありがとう。…一緒にいてね、

アンリエット・グラニエ : その…お兄ちゃん」

サリム : お兄ちゃん、に、嬉しそうに笑って
「もちろん。……さあ、振るってくれ。……きみが、きみ自身の幸せのために」
そっと膝を折り指先に口づけると、サリムの身体は光に包まれアンリエットのドレスに変身

アンリエット・グラニエ : 先ほどとは打って変わった勇ましい表情で、その場を後にする

アンリエット・グラニエ : シーンカットで

 
スズネ&ブラウノア・ブラン

スズネ : stb StellarKnights : シチュエーション表B:場所(22) > カフェテラス 小道具:珈琲、紅茶、お砂糖とミルク、こちらに手を振っている学友

スズネ : 準備が一通り終わった、教室の一室。
今夜の戦いへ、思いを馳せる。
「…いよいよですね。なんだか緊張してきました…」

ブラウノア・ブラン : 「あら、意外ね。スズネは緊張なんてしないと思っていたわ」

スズネ : むぅっと、ぷくっと頬を膨らまし
「…私だって緊張するんですよ……ブラウノアは平気なんですか?」

ブラウノア・ブラン : 「緊張は昨日のうちにしつくしてしまったみたい。今は落ち着いているわ…あなたがいるもの」

スズネ : えっと目を見開き、嬉しそうに微笑む。
「…そうですね、ブラウノアがいる、それだけで、私も頑張れそうです!」

ブラウノア・ブラン : 「ふふ、光栄だわ」

ブラウノア・ブラン : 「…願いが叶ったら、やりたい事、変えたい事、変えなければならない事、たくさんあるの。」

スズネ : ブラウノアが呟くその言葉が胸にしみこむ。
「…そうですね。そのお手伝いを私が一緒にできたらいいな。って思います。でも、まずはじめに、この戦いが終わったら、また一緒にカフェに行きませんか?」
明日の約束をしたい。単純に。今日の戦いの…すぐ先の約束をしたかった。

ブラウノア・ブラン : 「いいわね。…ああ、でも次は、もう少しお砂糖は控えめでお願いするわ」

スズネ : 「ふふふ、やっぱり甘かったですかね?では…」
そう言って、ブラウノアの前へ膝を付ける。

ブラウノア・ブラン : 「スズネ」

ブラウノア・ブラン : 「私を王に」

スズネ : にこりと微笑み呟く。
「王から賜った剣と衣、全てはこの世界を統べる為、わが力を礎に」
そして、ブラウノアの手の甲へキスを落とす。

ブラウノア・ブラン : 「あなたに剣と衣を、全てはこの世界を統べる為、わが力を礎に」

スズネ : スズネの体を光がつつみ、ドレスを纏う。
「あなたを王に」
呟きと共に変身したのだった。

スズネ : シーンカットで

 
柚木バレル&苏・ヨルマ 

柚木バレル(ゆのき) : 夜のキャンパス内を二人の人影が走る
「昼寝のつもりが寝過ごした…!悪い…!会場?ってこっちだっけ…?!」

苏(スー)・ヨルマ : 「合ってる。全く、キミはこんな日でもいつも通りだな!心配して損した。」

柚木バレル(ゆのき) : 「おー…なになに?待ち合わせに遅れた事、心配してくれてたのか?」

苏(スー)・ヨルマ : 「べ、別にそんなんじゃない。ほら、キミがいないと僕だって戦えないわけだし、…そういう心配だ」

柚木バレル(ゆのき) : 「何だよー俺自身を心配してくれたっていいだろー」
そういいつつ、ヨルマから透けて見える感情に顔のにやけが止まらない

苏(スー)・ヨルマ : 「ニヤニヤするな!くそ、キミとペアになったことがボクの人生最大の不幸だ」

柚木バレル(ゆのき) : 「あははは、何年後かにその言葉、撤回させてやるよ!」

柚木バレル(ゆのき) : 「その為にもまずは、勝ち残らなきゃな!」

苏(スー)・ヨルマ : 「…そうだね。勝たなきゃ。ビーフシチューもごちそうしてもらわなきゃいけないし」

柚木バレル(ゆのき) : 「そうだよ!まずはそれな!一緒に食おうぜ」

苏(スー)・ヨルマ : 「付け合わせにバゲットとオレンジジュースも注文するからな。あとデザートも。せいぜい財布の心配でもしときなよ」

柚木バレル(ゆのき) : 「はは、大歓迎だぜ」

柚木バレル(ゆのき) : 目指していた位置にたどり着く。

柚木バレル(ゆのき) : 静寂の中、二人分の荒い呼気と耳の奥にうるさいほどの心音が聞こえる

柚木バレル(ゆのき) : 「ヨルマ、腹いっぱい食べる喜びを俺にくれてありがとうな」

苏(スー)・ヨルマ : 「…ホントだよ。おじいさんになっても感謝してよね」

柚木バレル(ゆのき) : その言葉に、いつものにやけた笑みではなく、クシャっとした笑顔で返す

柚木バレル(ゆのき) : 「ヨルマ」

柚木バレル(ゆのき) : 「二度目の命をくれよ」

苏(スー)・ヨルマ : 「二度目の命をあげるよ」
言い終えた瞬間、光輝いて変身する

柚木バレル(ゆのき) : あたりに満ちた光が落ち着くと、二人分だった人影が一人分になっている

柚木バレル(ゆのき) : 「よっし…頑張んねーとな」

柚木バレル(ゆのき) : シーンカットで

 
最終章【ステラバトル

system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] ブーケ : 0 → 1585
system : [ スズネ ] ブーケ : 0 → 1028
system : [ アンリエット・グラニエ ] ブーケ : 0 → 704

ふたりの女神 : とうとう来たわね、ロアテラに支配されし者
そしてよく来てくれたわ、星の騎士たち
剣をもって示しなさい、この世界はまだ戦えるのだと
――いざ開け、願いと可能性の舞台

監督 : ――願いの決闘場(フラワーガーデン)

園都市中心部。普段は何も咲いていない花壇に、黒色のオダマキ、青色のヒルガオ、紫色のアマランサスが咲き乱れる――そして中央には、歪な白色のヒガンバナ
中心部に位置しているのに、何故か誰もここには近づこうとはせず、学園祭の喧騒も聞こえてこない。

監督 : 願いの決闘場に、ステラナイトたちが現れます。
全員初陣ですので、恐らくここで初対面となります。一言二言、RPをお願いします。

スズネ : 決闘場に降り立ったスズネ。
周りを見渡すと、男性と女の子がいる。
「…こんばんは、はじめまして。ステラバトルの参加者ですか?私、スズネと申します…」
そういって、挨拶をする。

柚木バレル(ゆのき) : 「バレルだ、で、こっちはヨルマ。よろしくな」
言葉と共に衣装をひとなでする。

アンリエット・グラニエ : 決闘場に着くと、自分よりも年上の男性と女性がいた。
「こ、こんにちは」
それだけ言うのが精一杯で、ドレスを握りしめる

ウミ : 願いの決闘場、ゆらゆらと歩いてくるが、ステラナイトの姿を確認するとまっすぐに立ちます。
「ああ……いざ前にすると、やはり三人は多いな……」

監督 : ステラナイトたちは直感的に、彼女が今回の討伐対象であるエクリプスだと気付きます。

スズネ : 「…あれが…エクリプス…討伐相手でしょうか…」
そう言って身構える。

柚木バレル(ゆのき) : 「三対一ってのは弱い者いじめみたいで気に入らねえなあ…まあ、やりすぎたら、ヨルマに頼むか」
同じく緩く身構える

アンリエット・グラニエ : ドキドキしている心臓に手をやりながら、兄の言葉を必死に思い出し気持ちを落ち着ける

監督 : 周囲の景色が、一変して青々とした色に変わる。
空の色?海の色?どちらも違う、
これは人工的なブルースクリーンの色。
意味を成していない白い文字がカタカタカタと、願いの決闘場を取り囲む。

ウミ : 「……サガミ……」

ウミ : 「ああ……ああ、そうだよな。私たちの願いは、きっと叶うんだ」

ウミ : 「――! 頭が……ッ!」

顔を歪めて蹲った後、ゆらりと立ち上がる。にやりと浮かぶその表情は、ウミにプログラミングされたものではなかった。

監督 : ラウンド1・セット
ステラナイトを取り囲む人工的なブルースクリーンに、大きなノイズが発生している。
ノイズの切れ目から、元の願いの決闘場の景色が垣間見えている。
「サガミ……はは、わかってるじゃないか、私の気持ち……」

監督 : 【効果】どうやらエクリプスが最後の正気を振り絞り、舞台のプログラミングを一部書き換えたようです。
このラウンドが終了するまで、アクションルーチンは効果1を実行する。

監督 : この舞台の予兆には効果1と効果2があります。
ネタバレになりますが、つまりラウンド1はエクリプスの潜在意識が舞台=ロアテラの意思に逆らっている状態です。
しかしそれはあくまで潜在意識。彼女は時折意識を取り戻しますが、基本的にはステラナイトへ攻撃してきます。

【チャージ判定】
柚木バレル(ゆのき) : 3SK StellarKnights : (3SK) > 2,2,5
スズネ : 4sk StellarKnights : (4SK) > 1,2,3,3
アンリエット・グラニエ : 4sk StellarKnights : (4SK) > 2,2,3,5
ウミ : 3sk StellarKnights : (3SK) > 5,5,6
アンリエット・グラニエ : :-3

system : [ アンリエット・グラニエ ] ブーケ : 704 → 701
system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] ブーケ : 1585 → 1579

ウミ : 「ははっ……ああ、やってやろうじゃないか……」
妙に甲高い声が響く
「怒濤たる白刃」
キャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う。その後、そのキャラクターを1マス移動させる。

ウミ : 対象は柚木バレルへ。手に持った巨大な工具を振り回す。

ウミ : 3sk4 StellarKnights : (3SK4) > 2,3,6 > 成功数: 1

system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] 耐久力 : 16 → 15

柚木バレル(ゆのき) : 「いって……あぶねえなあ!」

ウミ : 「おや……ああ、まだいた」
にぱ、と怪しげに笑って武器を振り上げる。
「怒濤たる白刃」
キャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う。その後、そのキャラクターを1マス移動させる。

対象はスズネさんへ。

ウミ : 3sk3 StellarKnights : (3SK3) > 5,6,6 > 成功数: 3
system : [ スズネ ] 耐久力 : 16 → 13

スズネ : 「っ!!」
衝撃と共に跳ね飛ばされる。

ウミ : エネミーのターン終了です。

監督 : ブルースクリーンに浮かび上がる文字の勢いが、急激に下がり、打ち込まれているのは――ステラナイトの花章の名前?

監督 : この効果が実行される時点でガーデン2、4、6にいるステラナイト全員の耐久力を1点回復し、エネミーは体力を4点回復する。

スズネ : 「黒刃のかきむしり」
あなたは1マス移動しても良い。その後、キャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行い、【アタック判定:2ダイス】を行う。その後、あなたは1点のダメージを受ける。

スズネ : 5SK4 StellarKnights : (5SK4) > 1,1,2,6,6 > 成功数: 2

スズネ : 5sk4 StellarKnights : (5SK4) > 1,2,3,4,5 > 成功数: 2

スズネ : 素早く敵の隣に移動して、剣を振りかざす。
「えいっ!」

スズネ : そして素早く次の動作へ

ウミ : 「うっ……!」ふらつきながらも、相手を睨みつける

スズネ : 5sk4 StellarKnights : (5SK4) > 4,4,5,5,6 > 成功数: 5

スズネ : 「どりゃぁっ!」
と横へ切りつける。

ウミ : 「っこの……!」
もろに食らってふらつく

system : [ スズネ ] 耐久力 : 13 → 12

スズネ : 「道化の剣」
キャラクター1体に【アタック判定:[3+ラウンド数]ダイス】を行う。その後あなたは耐久力を[ラウンド数]点減少する。

スズネ : 7sk4 StellarKnights : (7SK4) > 1,1,2,2,3,4,5 > 成功数: 2
スズネ : 7sk4 StellarKnights : (7SK4) > 2,2,2,3,4,6,6 > 成功数: 3

スズネ : 足元がもたつきながら剣をふる。
「ふんっ」

ウミ : 「ッ……」顔をゆがめて空を見つめる

system : [ スズネ ] 耐久力 : 12 → 11

スズネ : 「騎士のたしなみ」
「あなたはキャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う」と「あなたは1マス移動する」を好きな順番で1回ずつ行うことができる。

スズネ : 5sk4 StellarKnights : (5SK4) > 3,3,4,5,5 > 成功数: 3

スズネ : そのまま剣を振り下ろし、移動する。

ウミ : 「うっ……!くそ、どこに……」

スズネ : 終了です

system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] 耐久力 : 15 → 16

system : [ スズネ ] 耐久力 : 11 → 12

ウミ : 青色の光が、ステラナイト全員を包む。
この効果が実行される時点でガーデン2、4、6にいるステラナイト全員の耐久力を1点回復し、エネミーは体力を4点回復する。

system : [ アンリエット・グラニエ ] 耐久力 : 12 → 13

ウミ : 「どうして、どうして私が……っ! アアアアアアア!!!!!」
一瞬だけ正気に戻るも、ウミは再び頭を抱え蹲る。

ウミ : 【効果】この効果が実行される時点でエネミーは耐久力を1点回復し、任意のダイスに1個セットダイスを置き、即座にそのスキルを実行する。

柚木バレル(ゆのき) : 始まり(アマランサス)の部屋
数字を2つ指定する。
このラウンドの間、最初に指定した値のダイ
スの出目は、全て後に指定したダイスの出目
に変更される。この効果は全てのキャラク
ター、舞台に適用される。

柚木バレル(ゆのき) : 1を6にします

柚木バレル(ゆのき) : 紫影の剣(ミッドナイト・ブレード)
あなたは0~1マス移動し、キャラクター1体に【アタック判定:3ダイス】を行う。

柚木バレル(ゆのき) : 4に移動

ウミ : ★6SK4,1>6

柚木バレル(ゆのき) : 6SK4,1>6 StellarKnights : (6SK4,1>6) > 1,2,2,3,3,4 > [2,2,3,3,4,6] > 成功数: 2

柚木バレル(ゆのき) : 長くなった袖崎から暗器がのぞく。
すっと切れたウミの肌が人とは異なることに気づく

柚木バレル(ゆのき) : 「…お前、機械かぁ?」

柚木バレル(ゆのき) : 紫縞(しじま)の回廊
この効果に同意するキャラクター1体は耐久力を[1+ラウンド数]点回復し、その後1マス移動する。

柚木バレル(ゆのき) : スズネの耐久を回復します

ウミ : 「ッ……!おまえには、っ、関係ないだろうっ!」
声を荒げる

system : [ スズネ ] 耐久力 : 12 → 14

柚木バレル(ゆのき) : (ヨルマ、機械治せるかなあ)

柚木バレル(ゆのき) : 終了です

スズネ : 3へ移動

スズネ : 体が回復している。
「ありがとうございます」

ウミ : 「ああ……ああ、ッ……!」
何者かにとりつかれたように暴れだす。

「ようこそあちら側へ」あなたの選んだキャラクターすべてと、あなた自身に【アタック判定:7ダイス】を行う。このアタック判定は隣接したガーデンにいないキャラクターにも実行できる。

ウミ : 7SK,1>6 StellarKnights : (7SK,1>6) > 2,2,3,3,4,4,5 > [2,2,3,3,4,4,5]

ウミ : 防御力3の二人は-5
4のバレルくんは-3

system : [ スズネ ] 耐久力 : 14 → 9

system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] 耐久力 : 16 → 13

system : [ アンリエット・グラニエ ] 耐久力 : 13 → 8

ウミ :【予兆】
「……ごめんな……」
か細いウミの声が響き、空を掴むように手を挙げる。

【効果】この効果が実行される時点で最も耐久力の低いステラナイトは耐久力を1点回復し、エネミーと同じガーデンへ移動する。

アンリエット・グラニエ : 騎士のたしなみ

アンリエット・グラニエ : 「あなたはキャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う」と「あなたは1マス移動する」を好きな順番で1回ずつ行うことができる。

アンリエット・グラニエ : 5sk4,1>6 StellarKnights : (5SK4,1>6) > 2,4,4,5,6 > [2,4,4,5,6] > 成功数: 4

アンリエット・グラニエ : 「え、えい!」
震える手で剣をつかみ、振り下ろす

ウミ : 「うっ……!」ぐらりと視界が揺れ、座り込むがまだ体力は残っている

アンリエット・グラニエ : 碧空の剣
キャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う。その後、あなたがガーデン6にいるなら、さらに【アタック判定:3ダイス】を行う。

アンリエット・グラニエ : 5sk4,1>6 StellarKnights : (5SK4,1>6) > 1,1,3,3,5 > [3,3,5,6,6] > 成功数: 3

system : [ アンリエット・グラニエ ] 耐久力 : 8 → 9

ウミ : 【効果】この効果が実行される時点で最も耐久力の低いステラナイトは耐久力を1点回復し、エネミーと同じガーデンへ移動する。

ウミ : アンリエットの腕をつかみ、引いていく
「さあ、こちらにおいで。巻き込んでしまってすまない」


<b>【ラウンド2】</b>

ウミ : ラウンド2・セット
ノイズの発生していたブルースクリーンが、突然鮮明さを取り戻した。
意味不明な文字の羅列が更に加速していたかと思いきや、ふっと周囲が闇に包まれる。
「サガミ……?おい、サガミ、返事をしろ、……おいっ!!」
ウミは焦点の合っていない目で、自らがステラドレスを纏っていることも忘れシースを探し始めます。
「やだ……なんだ、これは……っおい、サガミ!!」

ウミ :【効果】エクリプスの侵蝕が更に上がり、エクリプスはパートナーの存在を感じ取れなくなったようです。
このラウンドが終了するまで、アクションルーチンは効果2を実行する。

【チャージ判定】
柚木バレル(ゆのき) : 5sk StellarKnights : (5SK) > 2,3,4,6,6
スズネ : 5sk StellarKnights : (5SK) > 2,3,6,6,6
アンリエット・グラニエ : 5SK StellarKnights : (5SK) > 2,3,4,4,4
ウミ : 4sk StellarKnights : (4SK) > 3,3,4,4

ウミ : 「お前らか?……お前らが、サガミをどこかへやったのか……?」
ゆらゆらとあたりを見渡し、手を振り上げると白いヒガンバナが降り注ぎます。

ウミ : 「ようこそあちら側へ」あなたの選んだキャラクターすべてと、あなた自身に【アタック判定:7ダイス】を行う。このアタック判定は隣接したガーデンにいないキャラクターにも実行できる。

アンリエット・グラニエ : 舞い踊るヒルガオの花

このアタック判定の間、あなたのいるガーデンと、その隣接するガーデンに存在するキャラクター全員の防御力を[現在のラウンド数]点増加する。

ウミ : 7sk StellarKnights : (7SK) > 1,4,4,5,5,6,6

system : [ アンリエット・グラニエ ] 耐久力 : 9 → 5
system : [ スズネ ] 耐久力 : 9 → 5
system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] 耐久力 : 13 → 11

ウミ : 「閃光の突撃」あなたは1~3マスまで移動する。その後、キャラクター1体に【アタック判定:1+移動したマス数ダイス】を行う。

ウミ : 「どこだ……どこだ……っ!」
工具を振り回しながら襲い掛かる。

ウミ : 2sk4 StellarKnights : (2SK4) > 3,5 > 成功数: 1

system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] 耐久力 : 11 → 10

ウミ : 「っ……やだよ、こんな……こんな……!」
崩れ落ちるも、連動して白いヒガンバナが矢のように降り注ぐ

「ようこそあちら側へ」あなたの選んだキャラクターすべてと、あなた自身に【アタック判定:7ダイス】を行う。このアタック判定は隣接したガーデンにいないキャラクターにも実行できる。

アンリエット・グラニエ : 舞い踊るヒルガオの花

このアタック判定の間、あなたのいるガーデンと、その隣接するガーデンに存在するキャラクター全員の防御力を[現在のラウンド数]点増加する。

ウミ : 「くっ……!私の邪魔をする気か!」

ウミ : 7sk StellarKnights : (7SK) > 1,3,4,5,5,6,6

system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] 耐久力 : 10 → 8
system : [ スズネ ] 耐久力 : 5 → 1
system : [ アンリエット・グラニエ ] 耐久力 : 5 → 1

ウミ : 終了

監督:
【予兆】
エネミーがゆらゆらとステラナイトに近づいていきます。正気を失っており、ステラナイトの声は聞こえません。
歪な白色のヒガンバナが、天から矢のように降り注ぎます。

【効果】この効果が実行される時点でガーデン2、4、6にいるステラナイト全員に【アタック判定:6ダイス】を行う。

柚木バレル(ゆのき) : 始まり(アマランサス)の部屋

柚木バレル(ゆのき) : 数字を2つ指定する。
このラウンドの間、最初に指定した値のダイスの出目は、全て後に指定したダイスの出目に変更される。この効果は全てのキャラクター、舞台に適用される。

柚木バレル(ゆのき) : 1を6に

柚木バレル(ゆのき) : 紫縞(しじま)の回廊

柚木バレル(ゆのき) : この効果に同意するキャラクター1体は耐久力を[1+ラウンド数]点回復し、その後1マス移動する。

system : [ アンリエット・グラニエ ] 耐久力 : 1 → 4

柚木バレル(ゆのき) : 闇夜に並ぶ九つの塔(ナイン・ライヴラリ)この効果に同意するあなたの任意のキャラ
クター全員は【チャージ判定:[現在のラウンド数]ダイス】を行う。その後、チャージ判定を行ったキャラクターは[現在のラウンド数]点のダメージを受ける。

柚木バレル(ゆのき) : バレルはチャージダイスします
system : [ 柚木バレル(ゆのき) ] 耐久力 : 8 → 6
system : [ アンリエット・グラニエ ] 耐久力 : 4 → 2
柚木バレル(ゆのき) : 2sk StellarKnights : (2SK) > 5,5
アンリエット・グラニエ : 2sk StellarKnights : (2SK) > 3,5
柚木バレル(ゆのき) : チャージダイス5を4にする

柚木バレル(ゆのき) : 紫縞(しじま)の回廊
この効果に同意するキャラクター1体は耐久力を[1+ラウンド数]点回復し、その後1マス移動する。
柚木バレル(ゆのき) : スズネを回復
柚木バレル(ゆのき) : スズネを回復

system : [ スズネ ] 耐久力 : 1 → 7

柚木バレル(ゆのき) : 紫影の剣(ミッドナイト・ブレード)あなたは0~1マス移動し、キャラクター1体に【アタック判定:3ダイス】
を行う。
柚木バレル(ゆのき) : 6SK4,1>6 StellarKnights : (6SK4,1>6) > 1,1,3,4,4,5 > [3,4,4,5,6,6] > 成功数: 5

柚木バレル(ゆのき) : 「夕飯の時間があるんだ、早く止まってくれよ」

柚木バレル(ゆのき) : これで終了

ウミ : 「うっ……!」
攻撃を食らって膝を折り、睨みつける

ウミ : 【効果】この効果が実行される時点でガーデン2、4、6にいるステラナイト全員に【アタック判定:6ダイス】を行う。

ウミ : 【予兆】「なあサガミ、私たちは、願いを叶えるんだろう?お前は名声を得て、私はお前とともに朽ちていく身体を得て、……なあ、なあ……先に逝くには、まだ早いぞ」
焦点の合っていない目で、シースに語り掛け続ける。再び、歪な白色のヒガンバナが、天から矢のように降り注ぎます。

【効果】この効果が実行される時点でガーデン1、3、5にいるステラナイト全員に【アタック判定:6ダイス】を行う。

柚木バレル(ゆのき) : 紫縞の裏路地(ミッドナイト・ストリート)
この効果に同意する、あなた以外のキャラクター1体は1~3マスまで移動する。

柚木バレル(ゆのき) : スズネを移動2へ

アンリエット・グラニエ : 蒼天の架け橋

あなたは0~2マスまで移動する。その後、キャラクター1体に【アタック判定:[1+移動したマス数]ダイス】を行う。

アンリエット・グラニエ : 1に移動

アンリエット・グラニエ : 6SK4,1>6 StellarKnights : (6SK4,1>6) > 1,3,4,5,5,6 > [3,4,5,5,6,6] > 成功数: 5

アンリエット・グラニエ : 蒼天の架け橋

あなたは0~2マスまで移動する。その後、キャラクター1体に【アタック判定:[1+移動したマス数]ダイス】を行う。

アンリエット・グラニエ : 6に移動

アンリエット・グラニエ : 5SK4,1>6 StellarKnights : (5SK4,1>6) > 1,1,2,3,4 > [2,3,4,6,6] > 成功数: 3

アンリエット・グラニエ : 蒼天の架け橋

あなたは0~2マスまで移動する。その後、キャラクター1体に【アタック判定:[1+移動したマス数]ダイス】を行う。

アンリエット・グラニエ : 4SK4,1>6 StellarKnights : (4SK4,1>6) > 1,2,2,4 > [2,2,4,6] > 成功数: 2

ウミ : 「私は……私は、まだ、倒れるわけにはいかない……いかないんだ……!」

「緊急回復」これから受ける1回のダメージを半分(端数切捨て)にして、あなたの耐久力を(現在のラウンド数)点回復する。

アンリエット・グラニエ : 碧空の剣

キャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う。その後、あなたがガーデン6にいるなら、さらに【アタック判定:3ダイス】を行う。

アンリエット・グラニエ : 5SK4,1>6 StellarKnights : (5SK4,1>6) > 3,4,4,6,6 > [3,4,4,6,6] > 成功数: 4
アンリエット・グラニエ : 6SK4,1>6 StellarKnights : (6SK4,1>6) > 2,2,5,5,5,6 > [2,2,5,5,5,6] > 成功数: 4

ウミ : 「う……っ……!」ぼろぼろになった白衣、機械がむき出しになり、目の前がチカチカする

アンリエット・グラニエ : 「すみません…!」
目をつむりながら力いっぱい剣を振る

アンリエット・グラニエ : 碧空の剣

キャラクター1体に【アタック判定:2ダイス】を行う。その後、あなたがガーデン6にいるなら、さらに【アタック判定:3ダイス】を行う。

アンリエット・グラニエ : 5SK4,1>6 StellarKnights : (5SK4,1>6) > 2,3,5,6,6 > [2,3,5,6,6] > 成功数: 3
アンリエット・グラニエ : 6SK4,1>6
StellarKnights : (6SK4,1>6) > 2,3,5,5,6,6 > [2,3,5,5,6,6] > 成功数: 4

アンリエット・グラニエ : 空歩き

あなたは1~2マス移動し、その後、この効果に同意するキャラクター1体は1マス移動する。
アンリエット・グラニエ : アンリ→2 バレル→2

アンリエット・グラニエ : 終了です


ウミ : 「……なあ……どうして……どうしてこうなってしまったんだろうな……」
朦朧としながら、ふらふらと歩きまわる。
「ああ……せっかくメンテしてもらったのに。……ごめんな、サガミ」

監督: そう呟くと、ウミはその場に座り込んでしまい、あたり一面のブルースクリーンが消えうせ、美しい夜空が広がります。

エネミー体力0、ステラバトルクリアです。

監督 : ステラバトルに勝利したことにより、ステラナイトたちの変身が解け、シースたちがその場に姿を現します。

柚木バレル(ゆのき) : 「はあー…終わった…のか。夕飯、ちょうどいい時間だな」

アンリエット・グラニエ : 「サリムさ…お兄ちゃんのおかげで頑張れたよ!」

スズネ : 「…あっ…終わったみたいですね…」
変身が解け、隣にいるブラウノアを見る。

サリム : 「アンリ、お疲れさま。よく頑張ったね」

ブラウノア・ブラン : 「お疲れ様、スズネ、よくやったわね」

苏(スー)・ヨルマ : 「ボクはお腹がすいたよ」

サリム :

ウミ : 呆然と、意識が晴れていくような感覚。
「……ああ……終わってしまったのだな」

鴇サガミ : 「そうか…オレ達は…」
もうろうとする意識でウミを見る。

柚木バレル(ゆのき) : 「俺もー腹減った!さっさと帰してくれよ、メガミサマ!…と」
視界の端にウミとサガミの姿をとらえる

ウミ : 「……」
バレルの視線には気付かず、ただサガミの服をぎゅっと握る

鴇サガミ : 首を振り、ぎゅっと握ってきた手に、自分のそれを重ねる。

鴇サガミ : 「…こんな結果になっちまったが……オレは、お前と一緒にいてやる。さぁ学園祭に行くんだろう?」

ウミ : 「っ……!」
こく、と頷いて、腕に絡みつく。

監督 : ステラナイトたちが目を開けると、そこは転送される前にいた場所でした。女神の力によって、無事帰されたようです。

監督 : ――最終章 シーンエンド

 

 

監督 : カーテンコール 学園祭当日

学園祭当日。ステラバトルはステラナイトたちの勝利に終わり、無事に楽しい祭りが開かれた。
さぁ、君たちは今日という日を、どう過ごすのだろうか?

解説))各ペアごとに、ちょとしたイベントや出し物に参加している描写をお願いします。これも大切な日常の1シーンですから。

 
スズネ&ブラウノア・ブラン

スズネ : ステラバトルが終り、学園祭当日。
スズネはブラウノアと一緒に、祭の会場を楽しんでいる。
「…でも…昨日のバトル…あまり活躍できなくて…少し残念に思っているんですよね…」
そう言いながら、出店で買ったいろいろなものを手に持ち食べる。

スズネ : もっとブラウノアにいいところを見せたかったななんて心では思っていた。

ブラウノア・ブラン : 「そうかしら?とてもかっこよかったと思うけれど」
普段彼女の鞄しか持たれていない手にも珍しく出店で買ったものが握られている

スズネ : 「…そうですか?でも、こうやって、一緒に学園祭楽しめて、とても楽しいです!」
どれ食べます?と手に持っていた食材をブラウノアの目の前に出す。

ブラウノア・ブラン : 周りの視線をちらっと気にしつつも、意を決したようにそれを受け、スズネの手からそのまま彼女にしては大き目に一口かじり取る

ブラウノア・ブラン : 口に手を当て、スズネにも同様に差し出す。口内のものが邪魔して声は出さないが、動作を見ると、食べることを促していることがわかる

スズネ : まさか自分の手から食べてもらえるとは思わず、驚いていたスズネ。
「…じゃぁ、いただきます…」
照れながらも、パクっと食べる。
「あつっ!舌やいひゃいまひた…」
とべっと舌を出す。

スズネ : 「でも、おいひいでふね」
もぐもぐと食べながら、ブラウノアに微笑む。

スズネ : 「一緒に食べてるからかな…」てへへとまた照れている。

ブラウノア・ブラン : 「ふふ、ええそうね。それにとても楽しい」

スズネ : 「ふふふ、また、こうやって一緒に出掛けましょう!」
まだまだ、学園祭は盛り上がっている。
ブラウノアと一緒に楽しめる未来が、素直に嬉しい。
そう思いながら、お揃いで買ったイヤリングを揺らして笑顔を見せていた。

スズネ : シーンエンド

 
柚木バレル&苏・ヨルマ 

柚木バレル(ゆのき) : 大量の食べ物を抱えながらヨルマの横を歩く
「なあなあ!あれもうまそう!」

苏(スー)・ヨルマ : 「だから!なんでキミはボクについてくるんだ!…どれ?」

柚木バレル(ゆのき) : 「あれあれ!買ってくるからちょっと待ってろ!」
出店に買いに走り、買ってきたものをヨルマに向かってそのまま食べるように促す。

柚木バレル(ゆのき) : 「ほら、一口食ってみろよ!」

苏(スー)・ヨルマ : 「人の話を…あ、おいしい」
一口食べて、少し表情を和らげる

柚木バレル(ゆのき) : 「じゃ、次はこっち!」
そのまま手に持った別のものを食べさせようとする

柚木バレル(ゆのき) : 「その次はこっちな!」

苏(スー)・ヨルマ : 「早い早い!」
言いながらも、差し出されたものをおとなしく食べる
「…まあ今日くらいは一緒にいてやってもいい。たくさん種類もたべられるしな」

柚木バレル(ゆのき) : 「……」
落ち着きなく差し出される食糧。
小さな口で咀嚼する彼を見て、そして食べられる自分を感じて、少しでも安心感を得ようとしているように見えるかもしれない。

苏(スー)・ヨルマ : 「…キミもこれ、一口食べなよ」
彼のそんな様子に気づいているのかいないのか、持っていたりんご飴を差し出す。

柚木バレル(ゆのき) : 出されたものを、遠慮なく大きめにかじり取る。ガリガリとした音が聞こえる。

苏(スー)・ヨルマ : 「あっ キミ遠慮を知らないのか!?大きすぎるだろ一口が!」

柚木バレル(ゆのき) : 「ん、んん…(ゴクン)悪い」

苏(スー)・ヨルマ : 「せっかく人が優しくしてやってるのにキミは…次その左手のヤツ」
文句をいいながらも次の食料をリクエストする

柚木バレル(ゆのき) : 「…はいはい」

苏(スー)・ヨルマ : 大きめの一口でかじり取り、ニヤッと笑う
「仕返しだ」

柚木バレル(ゆのき) : 頭にボロボロになったウミとサガミの姿がちらつく。いや、ちらついていた。でもそれは、自分より年若い少年に言うべきことだろうか。
生意気そうな顔に笑う顔に何かが吹っ切れる。

柚木バレル(ゆのき) : 「なあ、ヨルマ、俺が壊れたらもう一度治してくれるよな」

苏(スー)・ヨルマ : 「当たり前だろ」
即答する

柚木バレル(ゆのき) : 「…っふ、はははは!そうこなくちゃな!頼りにしてるぜ!相棒!!」

苏(スー)・ヨルマ : 「ボクは全人類を救うんだ。もちろんキミも。…考え事はもういいのか」

柚木バレル(ゆのき) : 「ああ、解決した!俺もその願いに乗っからせてくれ!」

苏(スー)・ヨルマ : 「イヤだ、って言ってもキミはついてくるんだろ?」

柚木バレル(ゆのき) : 「あったりまえだろ!」

柚木バレル(ゆのき) : 身長差のある二人の生徒が、文化祭の喧騒の中に紛れていく。
その距離は、数日前までは考えられないほど、近いものだったかもしれない。

柚木バレル(ゆのき) : シーンエンドで

 
アンリエット・グラニエ&サリム・グラニ

アンリエット・グラニエ : 学園祭を二人で回り、休憩のため二人はいつもの場所へ来ていた
「…これ、よかったら」
クッキーを差し出す

サリム : 学園祭の喧騒が遠くに聞こえる。アンリの差し出すクッキーを見下ろして幾度か瞬き
「えっと、……俺が貰っていいの?」

アンリエット・グラニエ : 「はい。私が焼いたんです。クラスの出し物で。それで、サリ…お兄ちゃんに食べてほしくて」

サリム : 出し物――そういえば食材を色々買っていたことを思い出す。お兄ちゃん、という言葉に嬉しそうに
「アンリが?……嬉しいな、今食べても良いかい?」

アンリエット・グラニエ : 兄が喜んでくれたことに嬉しそうにしながら
「もちろん。日ごろのお礼です」

サリム : 「ありがとう。いただきます」
包みを丁寧に開いて、中からクッキーを一つ取り出して口元へ

アンリエット・グラニエ : 「おいしい?」
不安そうに尋ねる

サリム : 「うん、おいしい。俺甘いもの好きなんだ」
嬉しそうに微笑んで、二つ目も口の中へ。
「アンリも、ほら。一緒に食べよう」
アンリへ一枚差し出す

アンリエット・グラニエ : 「よかったぁ」
ほっと胸をなでおろす
差し出されたクッキーを受け取って口に運ぶ

サリム : 「おいしいだろ?アンリは良いお嫁さんになるね」
特に深い意図はなくしみじみと

アンリエット・グラニエ : 「あはは!気が早いです」
愉快そうに笑う
「お兄ちゃんが喜んでくれてよかった。私はお兄ちゃんからいつももらってばっかりだから」

サリム : 「意外と、あっという間かもしれないよ?」
笑ってくれて、心が温まる。
「……そんなことはないよ。俺も、アンリに貰っているものは沢山あるんだ」

アンリエット・グラニエ : 「私、これからもお兄ちゃんに渡したいものがいっぱいあるんです」
にっこり笑う
「私がお嫁さんになっても、一緒にいてくれる?」

サリム : 「それは光栄だな」
アンリの頭を撫で、躊躇いもなく頷く
「当たり前だよ。きみがそう望むなら……俺たちは、ずっと一緒だ」

アンリエット・グラニエ : 「えへへ、嬉しいな。…私、サリムさんがお兄ちゃんになってくれてよかった」

サリム : 「俺も、……きみが妹になってくれて、良かった。本当に……」
噛みしめるように、さて、と呟く。
「喉が渇いただろう、お茶もあるよ」
買ったお茶を渡す。学園祭は始まったばかり。次はどこへ行こうか、ぼんやり考えながら。

アンリエット・グラニエ : 「ありがとう。…あ、次、あそこでイベントがはじまるよ」
お茶を受け取り、ごく自然に兄の手を引いて歩きだした。

アンリエット・グラニエ : シーンカットで


ウミ&鴇サガミ 

ウミ : 学園祭にやってきて、学内を歩いている二人。ウミはカラ元気で過ごしていたが、空き教室にふらりと入り込み、机に座って外を眺める。

ウミ : 「……世界は、終わらなかったな」

鴇サガミ : 「…そうだな、かわんねぇな」
そう言って教室の端からウミの姿を眺める。

ウミ : 立ち上がって、窓を開け放つ。
「なあサガミ、怖いんだ。力を失って、私たちの願いは失われた。……私はずっとロボットのまま、世界の終わりを待つしかない」

ウミ : 「……お前の、願いも叶えてやれなくなってしまった」
俯いて呟く

鴇サガミ : 「そうかもしれねぇが…」
ウミの隣へ行く。
「…でも、案外な…オレがこれから、力を付けて女神の願いがなくとも、お前自身を人へとできるかもしれない…」
ふっと冗談めかして言う。

ウミ : ぱちぱちと瞬いて、サガミを見上げる。
「そっか、……そう、か」
幾度か呟くと、はたと気付いたように顔を上げる。
「……もしかしてサガミ、慰めてくれてるのか?」

鴇サガミ : 「オレの腕がいいって話だ」

ウミ : へへ、と笑って
「ああ、ああ、そうだな!」
サガミの腕に自分の腕を絡めて笑う
「……もし、もしも、それができなかったとしても……」

ウミ : 「私はずっとここにいるから、……だから、サガミも私を手放すんじゃないぞ!私を使って名声を得るんだからな!」

鴇サガミ : 「お前はすぐどこかへいなくなるからな、迷子にならねぇように手をつないでてやるよ」
ウミの頭をぐしゃぐしゃと撫でる。

鴇サガミ : そして小さな声で呟く。

鴇サガミ : 「だが…拾った手前…たとえ、ロボットのままであっても、最後までお前と一緒にいてやるよ」

ウミ : 囁きに、ひっ、と肩を竦めて目を丸くする。一度泣きそうな顔になって、それから
「それは……プロポーズ!?プロポーズだな!?」
すっかり元通りのテンションで笑った。

鴇サガミ : 「…寝言は寝て言えよ、さっさと学園祭回るぞ。それとも、もう終わりでいいか?先帰るぞ」
そう言うと、足早に教室を出る。

ウミ : 「あ、だめだだめだ、ほら、あっちにお化け屋敷があるぞ!サガミの好きなコーヒー店もある!」
サガミの腕をぐいぐいと引っ張って、二人で文化祭を回る。昨日までとは少し違っているけれど、きっとまだしばらくは、いつも通りの日常が続いていく――

ウミ : シーンエンド

監督 : ステラナイトの活躍により、無事に合同文化祭を開催することができた六大学園。
昨日よりほんの少し欠けた月は、喧騒をを優しく見下ろしているのでした。

~合同学園祭前夜 end~